ドメスティックヴァイオレンス         小沢としお『Gメン』 - 豚か狼か

ドメスティックヴァイオレンス         小沢としお『Gメン』

週刊少年チャンピオン
07 /16 2017

 ファミコンが登場してから数年後にドラクエが発売され、それまでのゲームの在り方に大変な影響を及ぼした。まあメッチャ面白い…というコトなんだけど、自分はストーリーがイマイチ馴染めなかったというのはある。『アナタは世界を救う勇者です。魔王を倒してきなさい』と言われたら『イヤです』と答えちゃうような人だから。いや、さすがに当時としても中学生で『そういうストーリー』というのは解るんですが、自分の感覚からすると『何でこんなコトしてんの?』という疑問がある。その後、『スウィートホーム』というのが発売されたんだけど、今でもRPGのストーリーではコレが最も好き。


 勇者になって世界は救わないけど、一般人がただ一人の怨念と戦う


 …というストーリーには自分に『納得』が在ったのだ。



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 小沢としお先生の作品は『いつも身近』だ。身近に在る問題を描き続けている。



 例えば、ネットを見渡せば『そんなの手に負えるの?』みたいな問題に対して貧困な想像力だけで垂れ流している方も居ますが、自分にはどうしても響かない。悪いけど。それよか『今食べたアレが旨かった』とか『いいコトがあった。ツイてる』みたいな方が響く。だって、俺の生活はソッチのが近いんだから。



 マザーテレサが記者から『世界平和の為に自分ができることは何ですか?』と訪ねられた時の答えにこういうのがあった。



 『家に帰ったら家族を大切にしてあげなさい』



 …と。マンガというのはやはり非日常を大きな規模で描くのがマンガらしさであるのですが、同時に誰かがそれを描かなきゃいけない…という側面もあると思います。チャンピオン誌に於いての『誰か』は小沢先生だよね。


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宇都宮 勇

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