恐怖の子供社会!!            板垣巴留『ビースターズ』 - 豚か狼か

恐怖の子供社会!!            板垣巴留『ビースターズ』

週刊少年チャンピオン
09 /12 2017


 子供の社会も怖い


 …とは思う。学校というシステムは良い。特に日本は義務教育というのがあるから良い。9年間の社会人トレーニングができる。これが無かったら世の中もっと回らない。


 しかし、もちろん問題だって発生する。義務教育のメリットは大きいが、デメリットも仕方ないコトになのだ。



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 子供社会の恐怖!!


 …というのが今回の『ビースターズ』では描かれている。今回のタチの悪いトコロは『特に害をかけた訳でも無いレゴシとジャック』を『快く思わない悪意』が『もっともらしい理由をつけてお互いをケンカさせる』という子供社会特有の恐ろしさが。そして、それに対して全く状況を理解してない教師もまたリアルな恐ろしさがある。


 イジメ問題の『なぜ?』とか『どういう経緯で?』とかかなり自然に描かれている板垣巴留先生の観察眼はさすがだ。


 こういう現実があるのに『なら学校にいかなければいい』とか『なぜ周囲に相談しないの?』とかの意見はやっぱ、空回りしているなあと感じますよね。



 と、同時に注目したいのが『深刻な問題もカラッとしたユーモアで描いちゃう』という『ビースターズ』のスタンスでもある。本来的には『逃げ場の無い子供社会の恐怖』なのに、ラスト1ページでひっくり返して、今の関係に繋げている腕前には、ただただ驚くばかりだ。


 
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宇都宮 勇

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