濃厚なマンガ         浦田カズヒロ『JINBA』 - 豚か狼か

濃厚なマンガ         浦田カズヒロ『JINBA』

週刊少年チャンピオン
09 /17 2017


 今も放映している『ドラえもん』であるが、俺が小学校一年生の時から続いている(正確にはその前にもあったが)。で、その時は6時50分からの10分間アニメでした。オープニングとか考えると正味6分ぐらいかな?


 で、単行本で読むと1エピソードがキッチリその枠に収まるのがイメージできると思います。これが3分だとキツキツだし、30分だと間を持たせるのが大変だ。


 マンガって『好きなモノを読んで、好きな評価をしていい』というのがあるのが良いのです。だから『とにかく美少女読みたい。そして甘々な世界に浸りたい』という人は『ゴルゴ13』なんかは低評価にしてもいいし、逆に『萌えキャラなんてクソ!!』という人は萌えマンガに低評価してしまうのもアリだろう。評価される側も評価されるんです。コイツさんざんマンガについてエラソーに語っているけど見識狭いな、と(自戒しております)。


 しかし、マンガに於いて『ネーム』というのは『良いモノ』と『悪いモノ』がクッキリする。ここには『好き嫌い』の関連性は薄いように感じます。また、個人的に『ネーム力は本人の努力と蓄積に比例する』と思ってます。


 …なんて書きましたが、その判断は何も難しいコトじゃない。ザックリ言えば『読みやすい』に集約される。それは『フツーの読者』こそが感じる部分なんです。



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 『JINBA』のネームがスゴイ!!スゴ過ぎる!!



 特に今回はスゴイなあ……。ページ数えたけど、やっぱり20ページなんです。どうなっているんだ?どうしてこんなに内容濃いのに自然に読めるんだ?コマ数だって普通のマンガとさして変わらない。


 ここがマンガのネームの面白さだ。これは本当にスゴイ技術なんです。


 で、今回の内容ですが『30分アニメとしてイメージ』してみると見事に無理なくハマる。もちろんアニメの監督さんもプロの仕事ですから、どんなマンガ原作も30分成立させちゃいます。ベジータが気合入れて戦闘力アップさせるだけの内容でも面白く魅せるし、『キャプテン翼』のサッカー試合だって五時間ぐらい余裕です。それらは名作ですが、その要素をバッサリ落とした…というコト。


 だけど、『JINBA』はキッチリ収まっているのをイメージできる。こんな作品はちょっと珍しいですよ。


 
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宇都宮 勇

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