なんか好きだよ            浦田カズヒロ『JINBA』 - 豚か狼か

なんか好きだよ            浦田カズヒロ『JINBA』

週刊少年チャンピオン
09 /23 2017



 マンガの中での『悪役』だ。


 これは作品のサジ加減にもよりますが『徹底的に否定される』という存在では無いんです『まあ、平川先生のDQNは別だが)。悪役の使い方ができないと、主人公の魅力が発揮できない。


 コイツ、なんか好きだよ…となったらしめたもの。



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 さて、今週の『JINBA』では新キャラの綾風騎手ですが、実にチャラ男で、①いかにも軽薄そうでいて、②結局軽薄ですが、③でも軽薄なのか?という絶妙なサジ加減を一話で成立させているのが、このマンガの巧さです。



 ①に関しては第一印象ですね。これは分かりやすさが前面に出てます。


 ②に関しては


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 これに尽きるなあ……。どーでもいいですが、俺はこういうシモネタが大好きです。げっぽん。



 ③に関しては『気付きにくい』のですが、『顔がかわいい』と言った綾風騎手の顔は『ちょっと照れていて、純真な少年みたい』というのがいい。



 この③の要素が入るかは入らないかで『印象がだいぶ変わる』んですよね。キャラに深みが出る。またマンガテクニック的にも『実は勝利に執念を燃やすアツい男』みたいな流れにもっていきやすくなる。なによりマンガキャラって『なんか好きだぜ』という要素はあった方がいい。



 『嫌い』というのはそんなに悪い状態じゃない。マンガで避けたいのは『拒絶』だ。浦田先生はここら辺は確実に理解して、キャラを描いてますね。



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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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