うわぁ……             平川哲弘『ヒマワリ』 - 豚か狼か

うわぁ……             平川哲弘『ヒマワリ』

平川哲弘『ヒマワリ』
09 /30 2017

 黒歴史…なんて言いますが、そんなに毛嫌いするもんでもないでしょ。


 自分も振り返るとイロイロと消したい未熟もありますが、そう思えるならばしめたもの。そして、黒歴史の時の自分というのは『充実していた』というのは間違いないコトでもあるんです。



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 でも、さすがにコレは酷すぎだっぺよ


 なんつーか、育ちが悪いね、君と笑顔で諭されても仕方ないレベルです。なんつーか、ガタイは十代後半なんですが、中身は幼いとかそういう次元の話でなくて、動物園かよという巧みな描写である。


 これは皮肉でなくて、マジで平川哲弘先生ははスゴイと思います。真骨頂です。そう『こんなヤツいねーよ』と思った二秒後ぐらいのタイムラグ置いて『……いや、居るかも』というDQN描写はマジで右に出る人はいないと思います。もし、手塚治虫先生がいまだに生きていてチャンピオン誌で描いていたら、『僕にだって、このぐらいのDQN描写でき……ない』と敗北宣言していたかもしれません。そう、平川哲弘先生は神をも超えたのだ!!(DQN描写が)



 そして『自分はもうアイドルなんだ』と輝かしい未来にワクワクしている蓮が見ているコッチが恥ずかしいぐらいに痛々しい。


 
 だけど



 だけど、そういう『能天気に輝かしい未来を確信できる若さ』って、自分には永遠に失われたものです。以前は確実にあったし、これを読まれている方もおそらく在っただろう。そういう意味でもまた平川哲弘先生の描写は素晴らしい。これは間違いなく現代の少年マンガだと感じます。


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宇都宮 勇

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