安心感           伊科田海『GREAT OLD』   - 豚か狼か

安心感           伊科田海『GREAT OLD』  

週刊少年チャンピオン
10 /09 2017



 『新世紀エヴァンゲリオン』というアニメ界の革新!!


 以降『謎』を視聴者の吸引力にする作品が増えたんだけど、これって『謎』をぶら下げれば食いつく……というものでも無いんですよね。自分の場合だと『エヴァンゲリオン』はそういう部分に関してはかなり幻滅させられたコトもあり、以降謎を売りにする作品は『本能的に構えてしまう』というのがあります(そういう意味でも傑作ですが)。


 特に『思いつきでソレっぽいワード並べているだけだろ』という不安定感バリバリの作品はどうにも……ここら辺は最初から決めてブレちゃいけないんですよね。


 が、『あ、コレはすでに決定しているな』と感じる作品は安定感がある。フィクションの謎はミステリーツアーであってほしい。行き当たりバッタリは破綻する。ワード数に比例して。


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 今のトコロ『謎しかない』という『GREAT OLD』ですが、安心して読んでいる。


 ここら辺は間延びしないで矢継ぎ早に情報を提示し、キャラクターにブレが無いトコロも大きいだろう。




 第一話で『主人公の動機』と『主人公を囲むキャラクター紹介』をして

 第二話で『学長の人間性』と『読者視点に近しいキャラ』を丁寧に描いている。



 それと同時進行しながら『謎を提示』しているが故の安定感だろう。


 さて、今回のラストシーンではなんかすごいの出たという感じになってますが、ここから一気にピンチ作ってボルテージ上げて、スカッとする勝利になるのかな?二巻ぐらいまでの内容に収まるか?『帰ってきたウルトラマン』(またかよ)の1~6話目までのフォーマットってすげーいいんですよね。おそらく『エヴァンゲリオン』もそれに倣った。


 この作品の勝負所に入った気がします。




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宇都宮 勇

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