奪われた日常          平川哲弘『ヒマワリ』 - 豚か狼か
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奪われた日常          平川哲弘『ヒマワリ』

週刊少年チャンピオン
07 /29 2018


 俺自身は『国を愛する』という気持ちは無いと思う。そもそもに俺は国家などの組織が大嫌いで、しかし国民である以上は最低限の義務(納税等)でまとめておきたいから。


 


 でも、郷土愛みたいなのは在るな~という気がする。そこで育っているからね。思想とか人間関係とかそういうのじゃなくて。そして郷土愛というのはそういうのから遠いトコロにあるような気もする。




 それがなくなったらどうするだろう?




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 今回の『ヒマワリ』はすごいわかる。俺も呆然として、何も無いのにそこに戻ると思うよ。あの頃は楽しかった…って。なんでも無い日常が自分にとって最も価値のあるものだったって。
 



 今回のシーンで注目なのが蓮の表情だ。タクシーの中からいまだに目処の立たない現状を知識としては知っていたと思うんですよね。それを始めて目の当たりにした時に『自覚』が芽生えた表情がいい。平川先生のマンガの巧さに『セリフで説明しない』というのが在って、こと『ヒマワリ』になってからはかなりスゴイ。




 しかし、平川先生って今は広島で描いているのではなかったかな?先の豪雨に関してもコメントしていたし、郷土愛の強い方なのは作品を見ても分かる。これは自分の身勝手なお願いではありますが『日常を奪われた方』が元気になるようなマンガをこれからも描き続けていただければ幸いです。




 
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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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