ゲン of ゲン            星野茂樹・石井さだよし『解体屋ゲン』 - 豚か狼か
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ゲン of ゲン            星野茂樹・石井さだよし『解体屋ゲン』

週刊漫画TIMES
08 /07 2018


 マンガブログももうすぐ10年になりそうなんですが、我ながら『デキはともかく書く内容には困ってないなあ』というのにたまげる。その一要素として『点数・順位で判断しない』というのがある。好きな作品だって嫌いなトコロもあるし、逆だってある。枠を設けてないのが続いているような気もする。



 さて、いきなりだが『帰ってきたウルトラマン』(またかよ)である。この作品のマニア人気で考えるならば『怪獣使いと少年』が最もポイント高いだろう。俺個人としてはそのエピソードも大好きだが『悪魔と天使の間に…』も捨てがたい。



 が、これぞ『帰ってきたウルトラマン』というエピソードかと言えばこれらは特異なエピソードになる。『予備知識無い方に一本だけ観てもらう』と考えると自分は『宇宙から来た透明大怪獣』を推す。このエピソードこそが自分の中の『帰ってきたウルトラマン』らしさなのだ。



 マンガブログを続けるにあたって『こういう感覚と視点』は欠かせないと感じてます。




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 さて、電子書籍もいよいよ50巻の大台に乗った『解体屋ゲン』ですが、この巻に収録されている『暴動』(前編・中編・後編)が印象深い。


 なぜって?そりゃ『初めて読んだ解体屋ゲン』だからだ。例えば『こち亀』とか『ドラえもん』とか『美味しんぼ』とか『ゴルゴ13』とか第一話から初めて読んだという方は少ないだろう。長期かつ有名作品あるあるだ。そして、それらの作品で『これぞその作品を象徴するエピソード』というのを絞るのも案外難しい。好きなエピソードというのは特異になりやすい。



 が、この『暴動』編は『いかにも解体屋ゲンならでは』と感じる。俺が推すのは『暴動』編です。




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 劣悪な労働環境にいよいよキレた!!暴動だ!!



 そこに我等がゲンがやってきてみれば…




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 思いのほかガチだった!!



 初めて読んだ俺は『面白い導入だな~』と思っていたら



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 『美談に仕立て企業側は利益を確保!!労働者など使い捨て!!』というやたらリアリティある悪巧みが浮上してきたのにビックリした!!




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そして事件を解決してスカッと一件落着!!こういうセリフもまた『解体屋ゲン』ならではですね~。



 この『解体屋ゲン』という作品の魅力は『多岐にわたるエピソード』というのがある。それが長期連載を可能にした。難しい政治色の強いエピソードを入れたと思ったら、気合と根性で解決するのが挟まっていたり、レジェンド回の『秘密の花園』もある。それらがあるからこそ『解体屋ゲン』でもあるんですが、『試しにこれを読んでみて』とするならば自分は『暴動』編かな?やっぱり『解体屋ゲン』のあらゆるエッセンスが集約されているように感じるのです。ゲン of ゲンな回ですね。


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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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