変わらない変えられない             板垣巴留『ビースターズ』   - 豚か狼か
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変わらない変えられない             板垣巴留『ビースターズ』  

週刊少年チャンピオン
08 /15 2018



 『修羅の門で描きたかったのは殺人拳だった。活人拳も確かに良いが、作品として殺人拳を描きたかった』



 …みたいなコトを作者・川原正敏先生は言っていましたが、自分がその作品に最も惹かれる部分でもある。自分は『根っこは変えられない』と思っているので、そういうのが『変えられる』という作品がイマイチ馴染めない。変わらないというのはさ強さでもあり、弱さでもある。



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 主人公・レゴシはその『肉食獣としての根っこ』から離れたがっている。これが物語の核心でもある。が、話が進むほどに『なれません。諦めろ』と語られているようにも感じる。


 そして、それを受け入れたのはリズでもあった。今回彼は『あれは結局自分の都合の良い解釈』としている。これは避けられない呪いみたいなもんだ…と。



 が、その先の『希望』みたいのを描くのも作品の役割だと感じます。



 レゴシは修行の中で何を感じ何を得たか?



 …ここら辺が描かれているのが作品の希望に感じる。マンガに於いてのアンサーってのはやっぱり肝心だな。そして、難しい。




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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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