託したい                 いづみかつき『鬼のようなラブコメ』 - 豚か狼か
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託したい                 いづみかつき『鬼のようなラブコメ』

週刊少年チャンピオン
08 /25 2018



 『帰ってきたウルトラマン』(またかよ)がシリーズの中で最も好きなのは『このウルトラマンが最も納得する』というのがあります。ええ、彼だけちょっと変なんです。シリーズどころか変身ヒーローで『変身道具が無い』というのはメチャ珍しいんですが、基本『自分の意志で変身できない』というのがあって、メインライターの上原正三氏は『ご褒美』みたいなニュアンスで言ってました。



 『なんか逃げ遅れた小犬がいたから助けたら死んじゃいました』



 …これが主人公を選んだウルトラマンの理由である。そんな彼に『託したい』と思ったのである。この『託したい』という感覚が自分には合っている。




 2018497.jpg



 託したい



 そう思わせる主人公である。



 この作品は第三話を迎え、ここまでが『設定の説明』という感じで、ここからいづみ先生特有のギャグの色が濃くなってくる…というのが感じられる。なので、ここまでは本来の『らしさ』には欠けているのかもしれない。が、やはり『託したい』と思わせる描写は欲しかっただろう。



 この『託したい』というのはマンガを読むうえでキモである。少なくとも自分は『なんでこんなクソ主人公を追わなきゃならんのだ?』と感じたらイマイチ乗れない。それがどんなに良い作品であっても、やはり物語を『託したい』と思わせる主人公でなければ。


 マンガに於いて、コイツは外せない要素だと感じてます。


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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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