凡人という言葉の甘え               増田英二『週刊少年ハチ』 - 豚か狼か
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凡人という言葉の甘え               増田英二『週刊少年ハチ』

増田英二『実は私は』 『さくらDISCORD』
09 /08 2018

 今年の甲子園の決勝戦はまるで野球マンガのような組み合わせであった。



 が、ここで冷静に考えてみる。




 『努力した量が報われるべきだ』と考えるならば『それはほぼ間違いなく名門校の側』なんです。それを見誤っちゃいけない。間違っても『俺たちに近い位置にいる人間が勝利すべきだ』という認識になっちゃいけない。『凡人』という言葉に甘えちゃいけない。





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 このマンガ好きな方には本当に申し訳ないんだけど、俺個人はイライラする…って言わずにはいられない。言わせてくれ。で、このマンガのドコにイライラしているかってようやく気付いた。



 凡人って言葉に甘えている



 …と俺が感じてしまったから。他の方はどう感じているかは知らないけど、俺はこれがイライラするんだよ。ちなみに人間はイライラするものに吸いつけられる習性があると思うのでこりゃもう仕方ない。そもそも俺はマンガに対してガチなんだから尚更。



 俺もこのブログでよく『マンガは才能では無い』と書いてます。



 マンガって『キチンと向き合えば相応の見返りがある』って思っているから。なんつーか鏡みたいなもので、生まれながらに顔立ちが良いっていうのが才能ぐらいにしか感じてないのよ。それが月日と共にブサメンでも『いい顔』になるし、イケメンでも『醜い顔』になったりするものです。



 そもそも、このマンガって『凡人』では無いんです。昔読んだマンガ家マンガで『地道にマンガ描いている主人公見て、俺もやってみようかな…って軽いノリで始めた友人がサッサと編集に見初められて激しく動揺する』ってシーンがあるんですが、このマンガの主人公こそが凡人であり、最終的にはマンガ家になってアンサーを出したしなあ。



 それは気の遠くなるような地道で『でも俺にはこれしかないから』って続けてきた結果で、マンガのそういうトコロってフェアだと思っているんです。このマンガで描かれている『凡人』は甘えを感じてしまうんですよ。『凡人』をね、免罪符にしているような覚悟の無さを。



 確かに増田先生のマンガって『覚悟が足りない』って感じるコトが度々あって(それで実は私はをドロップアウトした)、このマンガだと『鬼灯先輩を殴ろうとしたシーン』なんかがそれです。人を殴るってのは決定的な決別だと思っているですよ。このマンガの場合『結果、殴らずに立ち消えになった』ってだけで、自分の中では『殴ったに等しい。決裂』って感じで、『ネームできたから見ませんか?』なんて絶対に言えない。決裂するっていう覚悟が足らない。



 が、これはマンガなんで『読者に喜んでもらう』という定義からすれば、むしろ自身の考え方のがそぐわないのかもしれない。でも、マンガに対してはガチなんで『俺には無理』ってなっちゃいますね~。マンガに対して『凡人』って言葉を免罪符にしたくないんですよ。あろうがなかろうが、マンガに対してそれを使ってはいけないって思っているんですよね。マンガは向き合えばキチンと見返りがある、この世で稀有なものだからって信じているから。



 あと、主人公が食い物を粗末にしちゃダメだろ。こういうコトは書きたくないんだけど、やはり食い物に関してはツッコミ入れざる得ない。

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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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