臆病者          西修『魔入りました!入間くん』 - 豚か狼か
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臆病者          西修『魔入りました!入間くん』

週刊少年チャンピオン
11 /23 2018



 臆病者が立ち向かう話って大好きなんですよね。強い奴が立ち向かうより困難だから。


 高橋よしひろ先生の犬マンガ『銀牙 流れ星銀』にて、ハイエナという男(犬)が居た。コイツは臆病者らしく日和見主義であり、スナイパーという悪役の腰巾着をしていて、よく銀たちの邪魔をしていた。しかし、銀たちの男っぷりを見続けていくうちに次第に変化して、ついには『俺だって赤カブト(ヒグマのスゴイの)と戦ってやる!!』と腹を括る。その決戦の最中、スナイパーは組織ナンバー2のベンに妨害し、二人は崖から転落してしまう。


 それを目撃したハイエナは恐怖に怯えながらも『俺は一生卑怯者でいたくない!!』と崖から飛び降りてベンを救出し、自らは死ぬ。



 名場面の多い作品ですが、このシーンが最も印象に残っている。俺は臆病者が『それは譲れないんだ!!』という矜持に押されて動くドラマが好きなのだ。




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 ここで思いもかけず彼か~。カッコいいだろ!!



 思うんですよね。『何がカッコいいか?』って。



 強い者が弱い者をやっつけても全然カッコよくないですよね。でも、弱い者が何かのチートを授かって強い者を倒してもカッコいいとは言えないんです。


 おっかないな~って分かっていながら逃げ出したい気持ちも飲み込んで戦うからカッコいいんです。動物は危険と分かったらすぐ逃げるし、その能力に特化している。


 怖いのは恥ではない。

 逃げるのも恥ではない。


 だけど立ち向かう選択肢を取るのは人間だけだ(まあ、この作品は悪魔だけど)。最近はね、やっぱり人間ってスゲー生き物なんじゃないかな~って思うんですよ。マンガとかで『立ち向かうシーン』に感動し理解できる生き物は人間だけなんです。




 そして、このタイミングで入間くんが良いトコロをかっさらいますか~。さすが主人公!!



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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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