諦める選択             平川哲弘『ヒマワリ』 - 豚か狼か
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諦める選択             平川哲弘『ヒマワリ』

平川哲弘『ヒマワリ』
12 /11 2018


 ロッテを日本一に導いた名監督・バレンタイン氏曰く『私は成績不振により何回か監督をクビになってます。しかし、その結果として新しい可能性の扉が開くのです』というのを語っていた。



 思うに『諦めない』というのはとても大切なコトだけど、同時に『諦める』とうのも等しく大事なコトだと思うのです。諦めるコトによって開くドアはある。諦める=敗北者じゃないんです。未来への過程なんですよね。





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 『ヒマワリ』という作品は主人公・蓮を中心としたサクセスストーリーである




 …という見解で良いと思うのですが、この作品の面白いトコロは『やたらアイドルを諦めるヤツが多い』というコト。死者に鞭打つというのもアレなんですが、自分は『週刊少年ハチ』の『なんらかの救済を用意しておく』というのがどうしても馴染まなかった。何か違うな…と感じていたのは『諦める』という可能性を見てなかったように感じられたのかもしれません。


 この『ヒマワリ』という作品は『諦めるのドラマ』でもあるんですよね。前回の龍生はマンガ家諦めてアイドルの扉開いたし、対して拓郎はアイドルを諦めて新たな世界に飛び込んでいった。



 そして、今回は翔吉のドラマなんですが、なかなかに根が深そうだ。何しろ四巻でかなりのボリューム割いてクエスチョン置いていたしなあ。これが『クローバー』ならば俺は前から翔吉のことが気に入らなかったんだよ~というアタマの悪すぎる展開が待っていたけど、今回は違うだろうし。


 来週以降は『なぜアイドルを諦めたか?』というアンサーに入ると思うのですが、さてさてどうなるか?これが『クローバー』だったらクライマックスはケンカでクローバーパンチってのは確定してたんだけと、本作は予測がつかない。




 
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宇都宮 勇

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