マンガは才能では無い、努力でも無い       伊藤智義・森田信吾『栄光なき天才たち』 - 豚か狼か
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マンガは才能では無い、努力でも無い       伊藤智義・森田信吾『栄光なき天才たち』

マンガ雑記
12 /31 2018


 ガキの頃にハマった『栄光なき天才たち』という作品!!この作品は実在の人物の生き様をマンガに書いたものでノンフィクションというジャンルとも言えるが、創作の部分もまた多いだろう。


 その記念すべき第一回目のゲスト(?)はエリシャ・グレイであり、『電話を発明するも特許申請でグラハム・ベルに二時間遅れたが為に敗れた』という人である。実際はもちっとイロイロあるけど、そこら辺は調べてみてください。



 むしろ、このマンガの真骨頂は『実在の人物を使ったドラマ』に在るんですよね。作中のエリシャは『町の変人発明家』として描かれていて、その助手マイク(創作キャラ?)は婚約者に責められたことによって『俺、こんなコトしてていいのかな…?こんなコト止めよう』と考えてしまいました。



 『博士、発明家にとって必要なモノって何でしょう?才能?努力?ははは…僕にはそのどちらも無いや。だから…だから』


 僕は止めます、と言いかけたトコロでエリシャは答える


 『それは違う。俺も若い頃は才能とか努力だと思ったけどな…』

 『何です?僕は今知りたいんです!!』

 『今…?俺がここで何て呼ばれているか知っているだろ?怖いんだよ』



 作業に取りかかろうとするエリシャの手は震えていた。そこでマイクは悟る


 『勇気か……』




 …とまあ、自分の中でずっと引っかかっていた部分です。自分は『マンガは才能じゃない』ってブログに度々描いていたのはこの言葉がずっと引っかかっていた…というのがあるのです。



 そして、ようやく最近になって『理解し、納得できたな』と思えるようになりました。自分はここに至るまでに30年の時間を要しました。その30年は『そこに至るまでに必要だった時間』と思ってます。その自身の答えが『正しい』とは思わないし、もしかしたら大きくズレたものかもしれない。だけど、ようやく納得できた…というのはあります。



 才能というのは『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』というアニメ作品の言葉を借りると『やらないヤツの最低の言い訳』だと思っている。そして最近では『努力できる才能』という言葉に代表されるように、その努力すら道具にされているように感じます。



 俺はそういうのイヤだね



 …ってのが出発点だったように思う。できない理由を才能や努力のせいにしたくない・させたくないというのはある。そして才能や努力みたいな言葉は『人を縛り動けなくするものだ』というのに気づきました。そして、あらゆる挑戦者は才能・努力……それらに付随する類似した言葉に縛られたり自分に言い訳したりするものです。



 それを何とかできるのは自身の勇気しか無いんじゃないでしょうか?




 そんな答えがようやく30年かけて出ました。卑下でも謙遜でもなく俺ってバカだなと思います。そんなアタマの悪いブログを観続けてくださったアナタに感謝!!来年もまだまだ書かせていただきます。マンガは常に面白いのだから。


 

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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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