マンガの妙味        いづみかつき『鬼のようなラブコメ』 - 豚か狼か
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マンガの妙味        いづみかつき『鬼のようなラブコメ』

週刊少年チャンピオン
01 /14 2019



 マンガは『小技の蓄積』で面白味を生み出すものですが、時として『一発逆転』もありえるのが面白いトコロです。が、テキトーに放ったパンチがノックダウンになるほど甘いもんじゃなくて、やはりそこには確固たる実力も要求されるのです。



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 ここ最近は『いまいちパンチが足りない』と感じていた『鬼コメ』ですが、強烈なのが来た!!これはいい!!



 記号的な敵だった東山が一気に人間臭くなった(鬼だけど)。その動機が語られた訳ですが『それは分かるけどバカバカしいよね』という位置付けも面白いし、それ以上に『周囲が真面目に受け止めている』という経過から、東山というキャラが『作中の生命線』になってしまったのは快感だ。


 この作品、今まで不足していたキャラはまさに東山みたいな存在で、これは赤志・青宮じゃできないんですよ。そういうキャラじゃないから。土田も道化担当なんだけど、東山みたいなのはできない。



 マンガの妙味って、主人公はコイツだけど、それだけじゃ成立しない。こういうヤツも必要なんだよってのが人間社会と合致しているようにも感じるのです。一見、ウンコマンだし実質ウンコマンな東山ですが、作品の生命線になるのはこういうヤツなんです。こういうヤツがいるから赤志も青宮もカッコイイヤツで居られるんですよ。



 それにしても、皆がウンコ連呼しているのに鬼子だけウンチと言っている無駄な使い分けも『気付いた方だけ楽しんでください』というロクでも無い要素も面白いな~。ホント、どうでもいいよ(誉めてます)。






 
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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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