位階(ランク) 西修『魔入りました!入間くん』
週刊少年チャンピオンその人の良い部分に気付けるようにならないといけないな~
…ってのがオッサンになって自覚するようになったコトです。なんつーかクソ上司にはふんだんに恵まれてしまったせいだと思いますが『自分は優れているから劣っているヤツは見下して良い』って考えそのものが自分はイヤなんですよ。綺麗事とかでなく、とにかくイヤだ。なんつーかそういう考え方を認めたくないってだけなんですが、人の良い部分に気付けるようになりたいものです。
もちろん『あ、コイツは何してもダメだ』ってのも在る。残念ながら。どうにもできない人間というのは居る。クズは絶対的に無くならない。ただ、クズの定義ってなんだろう?って考えた時、自分の中の答えとして『自分に甘いヤツ』というコトに至る。甘いから他人に厳しく、甘いからそんなコトをしてしまう自分を許容できてしまったりするものです。それはプライドじゃない。

今週の入間くんを読んで感じたのはまさにコレで、『常にこういう人間を目指したいものだ』と感じました。
人をね、人を見下すってのは簡単なんですよ。自分の得意なフィールドに持ち込んで展開させればいい。だけど、人の良い部分を理解するってのは本当に難しいことだし、場合によっては勇気の要るコトでもあります。
出世して名声を得て富を築くコトが素晴らしいコトだと信じてきた人にとって、低賃金・低学歴でツマンナイ仕事をしている人は軽蔑するものでしょう。じゃないと今まで積み上げてきたものが否定されるからね。だけど、そごで良い部分に気付いて認め、讃えるのは勇気の要るコトですし、それを実行できれば良い世の中に近づくものだと感じてます。
ネットとか見ると威勢の良い政治論とかありますし、まあ無関心もいかがなものかとは思いますが、自分は『こういうのでいい』と思ってます。昔からそうだったけど、歳を重ねるごとにそういうのが虚しくなってきたし、そういうのがカッコイイと感じられるようになりました。
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