あたたかな……      石見翔子『かなめも』 - 豚か狼か
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あたたかな……      石見翔子『かなめも』

まんがきらら系
07 /27 2011
 この作品の根っこは悲しみ……。



 …と感じているのが『かなめも』だったりする。あれ?こういう感じ方って変なのか?





 
かなめも (1) (まんがタイムKRコミックス)かなめも (1) (まんがタイムKRコミックス)
(2008/08/27)
石見 翔子

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 MAXに載らなくなって久しいのですが、やっぱり物足りなさは確かにある。まあ、作者様は元気みたいだし、いずれの再開を待ちましょう。自分は『修羅の門』では14年待ちましたし。





 ご存知のようにこのマンガはアニメ化にもなったし、知名度は高いと思われます。つーか、MAX唯一のアニメ化のような……。大丈夫!!いずれ『きんいろモザイク』がアニメになるに違い無いから(根拠無し)!!





 最初は新聞配達員マンガだったこの『かなめも』ですが、だんだん百合マンガカラーが強くなってきてました。しかし、『さりげない悲しみ』はブレてないような気がする。





 このマンガの始まりはかなが天涯孤独になってさまよって辿り着いた新聞販売所で働くコトからスタートする。その販売所の人々との交流がかなを頑張らせるのですが、どこか作者は期間限定の擬似家族なんだよという視点でドラマを描いているように感じる。





 エピソードの中で、お正月にかなは新聞配達をしている中いつもと違うフワフワした空気を感じ楽しい気分になる。その時、目に入った普通の親子の楽しい会話を見て自分には家族がいない…という強い孤独感を自覚するシーンが強烈だ。かながどんなに欲しようにも二度と帰ってこないものであり、やはり販売所のみんなは擬似家族でしかない。しかし、その擬似家族にすがるしかない……というのがかなの現実だ。




 でも、同時にそれでいいんじゃないの?という優しさも感じるのがこの作品の魅力でもあるんですよね……。




 このマンガの販売員のみんなは何がしかの悲しみを抱えて生きている。




 でも、負けないで強く生きて欲しい…という石見先生のあたたかな願いが込められてます。








 
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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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