新着マンガ - 豚か狼か
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過去に行ったら?       森繁拓真・カミムラ晋作『おとうふ次元』

新着マンガ
08 /16 2015

 ガキの頃に触れる作品ったら『ドラえもん』になる訳ですが、このマンガのスゴイ部分は子供の願望とオトナの諭しが娯楽性の高さで実現しているコトだな~と。


 例えば『お金欲しい』と短絡的に稚拙に思うのですが、『それはつまりそういうコトなんだよ』とか描いてます。その『ドラえもん』の中でも特に出番の多いアイテムとして『タイムマシン』がありますが、それに対しては特に念入りに描かれてましたね~。


 『文明の進んだ現在から過去にその知識を使えば歴史的な偉人……いや、神にもなれる』とか思っちゃうのですが、それに相応しい品格はあるか?というコト。その人としての品格は必要なんですよね。


 しかし、その品格を持っているからと言ってもどこの世界もラクではないな~とも思ったり。



 今回の作品はWeb公開されています 森繁拓真・カミムラ晋作先生の『おとうふ次元』です。



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 『いいなりゴハン』二巻より



 まあ、自分のブログはチャンピオンメインなので、閲覧されている方も理解するかもですが、すごいコンビきた!!という感じで。『ジョジョ』に例えるならチョコラータとセッコのような組み合わせではないでしょうか?(問題発言) 


 原作の森繁先生は『となりの関くん』が有名ですが、『アイホシモドキ』や『いいなりゴハン』など作風の幅がチャレンジングだったりする。特に『少し不思議のSF』というのを前々から考えていたようで、この度はそれが実現したような作品になってます。


 作画のカミムラ先生は『サイカチ』『ベクターファイルケース』では原作に応える画力の高さでファンを獲得し、『マジャン』では田舎の陰湿さと麻雀を組み合わせた、スゴイ作品を描いてます。


 最近はWebマンガが充実してきてマンガブログとしてはラクのブン投げになりますが、この作品もまずは読んでみてくださいと。


 さて、どうでしょう?


 森繁先生の原作とカミムラ先生の画力との組み合わせがどんでもない爆笑になってます。シリアスは最高のギャグ……というのを裏付けるような作品です。


 それにしても自分が思うのは『やっぱりタイムマシンで過去に行ってもラクじゃないなあ……』というコト。まして『その知識でチヤホヤされたい』などは論外ですね。娯楽性も高さはもちろん、こういう部分の『省みる』がいい感じに入っていて、独特の味わいを魅せてます。


 とりあえず『新聞屋は最初から相手にしてはいけない』というコトで。

祝単行本化      イセケヌ(イセダイチケン)『びあ充』

新着マンガ
08 /15 2015

 マンガというのはままならないな~というのがあって。


 いや、日本に住んでいて、マンガというのを見たコトの無い方はまず居ないと思うのですが、一般的(すなわちほとんどの人)にとってのマンガは自分のマンガのイメージとイコールでは無い。一般的にマンガと言えばやはり『週刊少年ジャンプ』をさす。あとは話題作ね。最近だと有名作品が実写ドラマ化などすると『原作レイプ』なんて呼ばれますが、そもそも、そういう人を相手になぞしていないのが現実だったりする。そして、世の中のほとんどが『抵抗無く観れる』というコトです。まあ、なんで、俺も原作が大好きだけど『寄生獣』のアニメも映画も観て無い。だけど、これをキッカケに知名度が上がればしめたもの。


 そういう意味では偏屈なマニアや自称ファンなどより、一般の方のがマンガとかにうまく接しているような気がする。


 ただ『マンガはジャンプか話題作』というのが一般感覚であるならば、他にも面白いのがある……というのに気付いてないんですよね。普通にマンガ読んでいるような人が楽しめる作品もこの世にはたくさんある!!



 そんな中でオススメなのが……


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 イセケヌ先生の『びあ充』です。おや?と思われたこのブログ読者の方もいらっしゃったと思いますが、この作品は過去に某誌で連載されて未単行本になっていたものを単行本として発売されたものです。ミラクル発動!!やったね!!


 このマンガの何がオススメって、ビールマンガであるコト。ええ、酒はあまり飲めないけど、ビールは大好きです。ビールが大好きというのは一般的なコトです。そう、そういう気軽さでこのマンガは読めるのが嬉しい。特にここ最近の暑さはビールが欲しくなる。


 が、このマンガは『ビールを飲んで楽しくなろう』というスタイルです。ビールというのは一般的でありながら、案外雑に扱われてます。自分ぐらいのオッサンになると『飲み会のああいう雰囲気がイヤだ』という人も多いかもしれない。あんまりどころか会社という場の政治の道具というのが不愉快な人も居るんです。


 いや、もっと楽しもうよ?


 これが本作の最大の特徴だ。いや、クソジジイ共は言いますよね『イマドキの若者はビール離れしている』って。だけど、本当のトコロはああいう空気がイヤってコトで、ビールそのものが嫌いじゃないんですよ。ビールは一般的な飲み物であるのは変わってないです。


 ならば、それをどんどん楽しもう……というコトで、ビールを巡っての楽しみ方がこのマンガには濃厚に描かれている。このマンガって、案外一般的な若者(特に社会人なりたて)にはオススメなんですよね。おそらく抵抗無く読めるし、このマンガを読んで『あっ、今晩あたり飲みたいな』とか『ちょっと変わった銘柄飲むかな?』とか『外に飲みに行こう』となるんじゃないかと。



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 雑誌掲載時
 

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 単行本



 ちなみに単行本化にあたり、大幅な加筆修正とか描き下ろしが入ってます。ページ数も通常の四コママンガ単行本より1.5倍ぐらい多くてお得な一冊となっております。このマンガを読んで、ぜひとも豊かなビールライフをおくって頂ければ幸いです。

憧れの職業!!         林雄一『鳩ボイルド探偵ポームズ』 

新着マンガ
08 /13 2015


 今の児童書雑誌などはどうだか知らないのですが、俺がガキの頃は『秘密探偵』というのが憧れの職業としてよく特集が組まれていた。あと『名探偵カゲマン』とかね。ちょっとしたイチジャンルとして。ここから『金田一』とか『コナン』とかの方向にシフトしていきますが、昔のは『憧れ職業』としてガキをワクワクさせるものがありました。こういう系譜の最後は『おもいっきり探偵団 覇悪怒組』『じゃあまん探偵団 魔隣組』あたりか?ああいうの面白いからまた企画で持ち上がらないものか?


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 今回のマンガは林雄一先生の『鳩ボイルド探偵ポームズ』で今月売りのアライブの読みきりになってます。


 このブログ読者の方はチャンピオン読者が多いと思うのですが、林雄一先生はチャンピオンスタートだったりする。その頃から『アレ』な要素がありましたが、今回の『ポームズ』は過去最高にアレなのではなかろうか?


 ストーリーとしては探偵業に憧れる、主人公・小日向鷹音が公園で妙チクリンな鳩と出会い……というものになってますが、まあ大方の予想通り『これ、推理マンガでもなんでもないじゃん!!』というノーガードツッコミ待ちな作品に仕上がっております。ええ、気持ちよいぐらいに予想通りに裏切りません。そもそも鷹音はカタチから入るので、推理には期待できません(誉めてます)。



 で、この『ポームズ』なのですが、林先生の過去作品に無いタイプのキャラが居ます。それはもちろんタイトルにもなっているポームズなんですが……


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 おっぱいもませて


 息をするようにセクハラをする!!いや、確かに『ぽぷりちゃん』でもジョウさんが居ましたが、何かが決定的に違う!!つーか、鳩だし。いや、俺も俺で『レース鳩0777』を読んでいたのですが、鳩が重要なマンガ作品に出会ったのは『まだ二度目』のような気がする……。ナニゆえに鳩?だが、鳩ゆえに妙なユルさと、特殊攻撃があります。この特殊攻撃はあまりにも酷いので必見です。


 が、そこはポームズさん、ヒロインの聞きはちゃんと助ける熱い魂の持ち主でもあるのですが


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 サラリと性癖アッピールしております。この妙な脱力感がキャラとのマッチングがかなり心地良い。結果、かなりアレな作品として、林先生の新境地のような気がする。ええ、この作品はマジで過去最悪です(誉めてます)。


 これはぜひとも連載になって欲しいなあ。




空我      井上敏樹・横島一『仮面ライダークウガ』

新着マンガ
07 /29 2015
 意外かもしなんいけど、『仮面ライダー』シリーズで一番アツくなったのは『仮面ライダークウガ』で、これに熱量はかなり高い。で、『アギト』も続けて観てたのですが『どうもピンとこない』という感じで、『龍騎』以降は数える程度しか観てない。


 当時『クウガ』は子供にみせたくないという親が多かったように記憶している。エグいシーンが多いし、怪人への犠牲者がハンパない。また、人間サイドのドラマも闇があって、『人を殺したいと思ったコトある?』と役者志望の女性が怒りをあらわにするシーンとかある。


 ただ、最近思うのですよ『アラクニド』で『真の充足も、癒しも、安らぎも挑みの中にこそ存在する』というのがあって、これは金言だなと思うのですが、困難に相対するからこそ、正しさに説得力があるんじゃないかな、って。ハードなストーリーな『クウガ』でしたが、だからこそ好きな作品なんです。


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 十年以上の時を経てマンガで復活!!


 原作には井上敏樹氏です!!スタッフです!!作画は『悪徒』『ガンロック』の横島一先生!!ワォ!!(ギャラクシーエンジェルのOP風に)


 が、ここはクウガが大好きな俺のワガママだ。実際、人気作品のメディアミックスのマンガというのはあんまり読まない方だったりする。『ああ、あれは原典とは関係ないから……』というワガママぶりを発揮する!!が、この『クウガ』の記事を書いているのは『つまりはそういうコト』なんです。


 これは俺の大好きな『クウガ』だって嬉しくなってます!!また『クウガ』を楽しめる日が来るとは思わなかった!!


 当たり前だけど、ただ原典をなぞっている訳では無い。ところどころ新しい『要素』『解釈』を注入して、俺みたいなワガママも新規の方も『クウガ』という作品をたのしめるようになってます。



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 こういうセリフが似合うのですから、こりゃもう『クウガ』です。


 


 このシーンがマンガではどう描かれるか今は楽しみだな~。




 

強くなれ!!       田川ミ『ちちこぐさ』

新着マンガ
01 /01 2014
 オッサンである俺の世代だと有名なんですが、ワンパクでもいい、たくましく育ってほしい……という丸大ハムの宣伝がありましたが、今になって感覚的に分かる……というのはある。



 『帰ってきたウルトラマン』(またかよ)の上原正三氏も『昔、観たものって大きくなるとそういうコトだったのか…と気づくことありますよね。そういう作品を描きたいです』みたいなコトを語ってましたが、『帰ってきたウルトラマン』ってそんな作品です。生きているとヤナコトだらけで、良いコトしても周りは誉めてくれないし、しかし、ヘマした時は間違いなく怒られる……とにかく大人は生きづらい。でも、それでも、ヤレ!!ガンバレ!!という作品なんですよね。大変だな~って時は今も良く観てます。




 一見、突き放して厳しいコトを言っているようでいて『優しい』というのはあるんですよね。そもそも、それは『アナタなら出来る』という信じる気持ちがそうさせるのだから。



 



 …というコトで今回の『ちちこぐさ』は甘えん坊のシロウに対してと励ましが飛ぶ回です。強さを身につけろ……というまさにイマドキと逆行する考え方ですが、自分はこれには大賛成!!



 俺の経験上からしても、早い段階で身に着けた方がいい……。問題を先送りするのは本人の為にならないので。




 そして、キナくさい動きも出てきて今後の展開も楽しみです!!ところで、このマンガ七話ぐらいやってシーズンオフして再開という文字通り『年一回の置き薬屋マンガ』として続けませんか?




 毎度書いてますが、最新話と第一話は コチラで読めます。




 
ちちこぐさ(1) (ブレイドコミックス)ちちこぐさ(1) (ブレイドコミックス)
(2013/07/10)
田川 ミ

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 お気に召したら単行本もよろしくです。

第二部はじまりました!!    田川ミ『ちちこぐさ』

新着マンガ
12 /01 2013


 それにおぼれたり錯覚しちゃったりしたらマズいなあ……と思いつつも、やはり便利なのがネットの存在だ。


 つーか、これがなきゃ俺などはマンガについて書きたいコトを発表できないし。




 



 …というコトで当ブログが推しているのが田川ミ先生の『ちちこぐさ』です。出版社のご好意でタダ読みさせてもらえるとは良い時代です。そして、この作品は『じんわりと評価』されてます!実はもうすでに四版!この不況と言われる中で作品の傾向からいって出版社から敬遠されそうな作品ですが、それでも『こういう作品を読みたがっている人はいる!』というコトを信じた結果でしょう。



 さあ、第二部も始まったコトですし、肩肘張らない緩やかな読み切り形式!まずは読んで戴いて作品を好きになってくだされば嬉しいです。コチラからよろしくです~。



 
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 ……単行本のオマケも嬉しいんだぜ?(チラッ)



しっとり良質の作品          田川ミ『ちちこぐさ』

新着マンガ
05 /22 2013

 


 …というコトで『ちちこぐさ』の第五話が発表されてます!!


 基本的にマンガというのはジャンル問わず好きです。つーか、いろんなジャンルがあるからマンガというのは嬉しいのです。人間にはイロイロな感情を内包しているのだからイロイロ読みたくなるのは至極当然!!


 マックガーデンオンラインでも確認どうぞ。


 しっとりとしたマンガではありますが、確かな筆致と綿密な小物のこだわりが自然と溶け込んで、実に優しい空気をかもし出している本作です。せっかく無料開放されているのですし、ぜひとも読まれていただけると嬉しいです。単行本は7/10発売です。





 

第四話配信!!!            田川ミ『ちちこぐさ』

新着マンガ
04 /20 2013

 


 どうにも単行本の発売が七月に決定したみたいです。



 今回は海での父子のやり取り中心になってますが、このなだらかな時間が実にいいです。こういう豊かにさせてくれるマンガはいいですね。



 無料配信ですのでぜひとも読まれてください。そして気に入ったらら感謝という意味でお手数ですが、アンケート入れてください。自分のワガママなんですが、田川ミ先生の作品は多くの方に知ってもらいたいのです。


 
こちらからでもどうぞ!!

鼻血ヒロイン(笑)           田川ミ『ちちこぐさ』

新着マンガ
03 /20 2013
 
 



 読み切りマンガ…というのは短い間にいかに濃密なドラマを描けるか……というのが重要だと思いますが、この『ちちこぐさ』シリーズは本当に好き。絵の細かい部分にまで気を抜かずに描かれてますね。ラストシーンのお地蔵さんがいい味出してます。


 マックガーデン・コミックオンラインで無料(登録とかも必要ないですよ)で読めるのでぜひとも読んでください!!普段、ロクでも無いコトばかり書いてますがこういうマンガも是非とも読んでほしいのです。この『ちちこぐさ』を一人でも多くの方が読んでくれたら嬉しいなあ……。

第二話!!         田川ミ『ちちこぐさ』     

新着マンガ
02 /18 2013
 
 


 以前も紹介させていただきました。田川ミ先生の『ちちこぐさ』の第二話が発表されました。ぜひとも!!


 しかし、ジジイみたいな発言ですがWEB連載のマンガが無料で読める未来なんて考えもしなかった。岬下部せすな先生の『青春フォーゲット!』、北峰ラリュウ先生の『さちるデリュージョン』等々WEB連載の作品は度々紹介させてもらいましたが、やっぱり気に入った作品は単行本として読みたくなるなあ……。



 この『ちちこぐさ』も単行本というカタチになれば嬉しいです。よろしければ読んでくださって、気に入ったらお手間ですがアンケートを入れていただければ幸いです。こういうマンガは『あってほしい』と思うんですよね。




『ちちこぐさ』のページはコチラです。田川ミ先生のサイトもよろしくです。


宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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