- 豚か狼か

長い…付き合い           原悠衣『きんいろモザイク』

原悠衣『きんいろモザイク』とかイロイロ
04 /26 2017

 最近親しい人…というのはあると思いますが、やっぱりガキの頃からの付き合いある人って何か違いますよね。説明しづらいんですが、自分の成長と共に相手も成長していて、時間を共用しているような感覚で。


 あと、特にベッタリという訳でも無いけど、長く付き合っているというのは特別です。何か説明しづらいんですが、場合によってはその『時間』というのが意外にも助けになったりします。



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 今回の『きんいろモザイク』はカレンとアリスの時間による絆が描かれております。


 いつも『感情が欠損しているのでは…?』というぐらいに陽気気質のカレンですが、元気が無い。



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 周囲の親しい人は異変に気付いていますが、忍は『これをなんとかできるのはアリスだけ』とアリスに託してます。なんだ?どうした?いつもも忍じゃないぞ!?と軽く動揺してましたが、このコもこのコで案外分かっているのかもしれません。


 『カレンとはいくら親しくても、アリスほどには時間を共有していない』


 …というコト。これは本当にどうにもならない。



 『過去を振り返るな!!未来に生きろ!!』なんて言う方も居ますが、自分は『過去は未来への手助け』と考えるトコロもあって、たまにはいいんじゃないかな?まあ、いつも『昔は良かった』を行っている人は老化を疑った方がいいんですが。



 そして、オチに描かれたように『とりあえず、目先の未来を心配しよう』とイイ感じに着地したなあ。


チャンピオン21号の感想

今週のチャンピオン
04 /25 2017


 チャンピオン購読するようになって20年近く経つんですが、この出版不況にあって雑誌が無くなってないし、俺も読み続けているのも当たり前になっているけどスゴイですね。ジャンプだって、七年ぐらいしか購読してなかったんじゃないかな?




『武蔵道』~別記事にしました。


『弱虫ペダル』~別記事にしました。


『六道の悪女たち』~いまだに乱奈についての『どうして?』が何も分かってないんですが、このマンガもクエスチョンの部分がどんどん増えているなあ…。このままだと収拾つかなくなりそう。


『鮫島、最後の十五日』~別記事にしました。


『少年ラケット』~別記事にしました。


『浦安』~鈴チャン回にハズレ無しですね~。


『ビースターズ』~別記事にしました。


『フシケン』~別記事にしました。


『囚人リク』~別記事にしました。


『猫神じゃらし!』~おばあちゃんカワイイぞ…!!


『魔入りました!入間くん』~別記事にしました。


『Gメン』~別記事にしました。


『守護いね守護霊さん』~別記事にしました。


『虚ろう君と』~別記事にしました。


『AIの遺電子』~別記事にしました。


『SIX』~葛城先輩、もともと老けてるから、それでもあんまり問題無いかも。


『木曜日のフルット』~何気にケイトの回が増えているなあ。



 そろそろ、伊科田海先生の『サイコ・ロード』の続き読みたいンですけど……。

 

自分は大丈夫…な訳ないじゃん            ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
04 /25 2017



 自分は大丈夫…というのを信じないようにしております。


 『初代ウルトラマン』の『故郷は地球』でイデ隊員が言うんですよね。『俺たちだって、いつジャミラみたいになるか分からないんだぞ!!』って。この世のあらゆる出来事は延長線上にあるって。



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 さて、今回の『ふたりでひとりぐらし、』は ざら先生が得意とする社会風刺です。つーか、ざら先生の実体験フィードバックしまくりというのがなんとも恐ろしいぜ……。


 さておいて


 俺が『艦これ』に手を出したのが一年前だったりする。『かからない』というのは聞いていたが、誰かが俺を陥れようとしているというコトで、興味はありつつも遠巻きに『大丈夫か?』と疑っていた。なので始めた時は『今更?』と言われたりもした。ちなみにアニメも観てたけどプレイから遠ざかり、小池一夫先生が面白そうにツイートしているのが後押しになってたりする。


 


俺が欲しくて仕方ない夕雲型!!長波をゲット……だと!?ぎぎぎぎぎ…うまらやしい!!俺も5-4掘りしてるのに!!



 …とまあ、そんな感じに楽しめればいいけど、それが度を越えちゃうとマズイ…というのか今回のお話です。


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 作品中、もっともマトモどころか良い子なそらチャンがスマホゲームを始めて



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 課金中毒になる…という(汗)。



 ここで重要なのは『自分はそうならない』というのが大きな間違い…というコト。このテの遊びは足抜けが『治療レベル』というコト。脳内麻薬をうまく出るようにして、癖になるようにしてますよね。そういうの専門の人が作っているのだから。


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 『ウチは大きい』でどちらかと言えば『そうじゃない側の視点』で描いてた、ざら先生が『そうなった側の視点』で描いているというのはオッソロシイ話で。


 で、ここからが重要というか自分として書きたいコトなんてずが、例えば『オレオレ詐欺に引っかかる老人ってバカなの?』みたいな意見に対して俺は『そうは思わない』というコト。おそらく『俺も簡単にハメられる』というコト。なぜなら『それを得意としてやっているヤツ等がハメようとしてくるから』だ。それ専門を甘く見てはいけない。



 ただ、今回は話のオチとして『こういう感じにして欲しい』という落とし処を提示しているのも、やっぱりざら先生の作品です。そういうコト書いている自分ですが、『艦これ』には課金させてもらってますもん。現在5千円也。これが、500円で『運営できないからやめます』も困るし、5万円だと『さすがに使いすぎ』という気持ちになる。やっぱり適度な金額は払いたいトコロではあります(作中で描かれた金額がベストなんじゃないかな?)。酒だってアル中にはなりたくないけど、だからと言ってたまには飲みたいしね。適度な関係…というのを描きたかったんだと思いますよ。


 本当は娯楽に対して、そういう警戒心抱かないようなのが理想なんですがね。



許す時生きる時            瀬口忍『囚人リク』            

瀬口忍『囚人リク』
04 /24 2017


 『人はなぜ生きるか?』


 …という問いに答えるのは難しい。というか解は無いような気がする。だからといって『無意味』と認めたくないのもまだ事実です。もうちょっと肩の力を抜いて『生きてて良かったな』と思える時を待つぐらいで丁度良いのかもしれません。


 そして、確実に言えるコトもあって『死んだらその先の可能性はゼロになるけど、生きていれば可能性はある』というコト。何かの間違いを許されるチャンスは生きてないと絶対に無いんですよね。



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 先に言っておくと俺って周龍がけっこう好きなんですよ。優秀なキャラではありますが、同時に妙に人間くさいですよね。弱いトコロがあるし。そんな彼が『仲間を裏切る』というのがあって、ずっと針のムシロだった訳です。



 彼にしてみれば『命がけの裏切り』で、事実、鬼道院にハメられたと分かった時はとっさに自殺しようとしてますよね。でも、生きながらえちゃっていたたまれない空気に。



 でも、今週の周龍は思ったんじゃないかな。『生きてて良かった』って。あの時に死んでたら、この気持ちに出会う機会を永遠に失ったって。『生きてる意味』というのは見えないけど『生きてて良かった』は生きている限り可能性は必ず残されているもんなんですよね。



 人間あんまりにも絶望しちゃうと未来を信じられなくなりますが、そんな時こそ『生きてて良かった』を信じてみたいものです。



新たなライバル            掛丸翔『少年ラケット』

週刊少年チャンピオン
04 /24 2017


 『ふ…ヤツは四天王の中でも最も小者!!』


 …というギャグがありますが、自分はマンガにおいて『新たなライバル登場シーン』が好きです。見開きバーンでインパクトあるヤツをよろしく。



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 完璧



 今週の『少年ラケット』のこのシーンは完璧としか言いようが無い。第一印象からしてインパクトある面々と『なんかメチャ有能っぺえ監督』とか今後の展開に期待しちゃうぞよ!!



 かつてのチャンピオンに『エンジェルボイス』が載っていて、何気にライバル校の監督のドラマがよく描かれてましたが、弟子たる掛丸先生の『少年ラケット』も気付けば『エンジェルボイス』のようなポジションに収まりつつあるなあ。これはもちろん嬉しいコトで。『エンジェルボイス』が終了した時の喪失感は大きかったんですよ。今は『ビンゾー』が面白いですね。





 

脅威の安定感!!           板垣巴留『ビースターズ』

週刊少年チャンピオン
04 /23 2017



 傾向としては『地味&地道だけど安定感のあるマンガ』というのが好きです。ベタベタな話であっても、やはりマンガは楽しんで読みたいものですから。なので『気を引くようなハッタリばかり』とか『読者のクエスチョンをどんどん増やしていくマンガ』の不安定なのはちょっと好みから外れる。


 最近は『このマンガに安定感はあるか?』というのを意識して読むようになりました。相撲だって安定した足腰が無いと話にならない…そんな感覚。



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 『ビースターズ』は誉める言葉しか思いつかない。



 今週の展開もすごかったですね~。で、読み終わって感じるのが『全く先が読めない』のに『安定感バッチリ』というのがあって、これはもう『加速がいいのにトップスピードも速いクルマ』みたいなインチキにすら感じる。雑誌に載っているマンガというのは基本的にレベルが高く拮抗しているから『どっちをとるか?』というのが重要になってくると思うのですが、両方とってしまっているというのがありえない。どうなっているんだ?このマンガは?そして、毎週必ず『印象に残る見せ場』が用意してあるんですよね。



 なんつーか、このマンガは記事書いてて『叩き潰される』という感覚でイヤんなっちゃう。俺が今まで培ってきたマンガ観がグラグラしてるもん。俺の足腰はまだまだひ弱なもやしっ子だったんや!!そういう作品がチャンピオンに出てくれてマジ嬉しい!!




 そう、そしてこのマンガは『チャンピオンならでは』なんです。ジャンプ(ケンシロウ)・マガジン(ラオウ)・サンデー(トキ)の三誌には絶対に載らないマンガです。そう、俺たちのチャンピオン(ジャギ)の為のマンガなのだ!!イケる!!チャンピオンが再び頂点(てっぺん)獲る作品群に強烈な味方が入った…という実感。チャンピオンより優れた少年マンガ誌は存在しないを裏付ける作品!!



 時代は今、逆けものフレンズ!!!!


 まさか、今週はルイ先輩がマウントとられるとは思わなかったよ…。二週間でとっちも味わうなんてスゲェ展開だな。本当に予測つかない。


欲なきエゴイスト          古川一・白土悠介『虚ろう君と』

週刊少年チャンピオン
04 /23 2017


 マンガで『安っぽい悪役』というのがある。食いたいから食う…というぐらいの単純さで他人を攻撃するヤツ。マンガは動機をそれなりに描かないと面白くなんないけど、これも手法の一つだ。だけど、こんなのがラスボスクラスになる訳が無い。面白く無いし、魅力も無い。


 が、現実の『悪いヤツ』『イヤなヤツ』というのは意外にも多かったりする。欲望がらみで平気でミミッチイ真似をする。例えば、スーパーの障害者用駐車場なんかちょっと歩けば済むコトなのに、わざわざ障害者用プレートまで手に入れて駐車しているDQNワンボックスとかいるじゃん?エゴイズムというのは本末転倒になるぐらいに狂わせるんですよ。



 しかし、そういうミミッチイ欲が無いエゴイストというのはどうだろう?やっぱり現実には迷惑なんだけど、マンガだと途端に面白くなる。




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 新キャラ・比嘉くんはそんなヤツでした。



 彼に興味があるのは『解き明かす』だけです。その一点にのみ絞られている面白さがある。優秀な頭脳も、裕福な家庭も凡人がもっていたら『ひけらかす』だけなんですけど、彼には全く興味が無い。生まれながらにしての感覚です。『解き明かす』以外に欲望が無いんですよ。そして、その『解き明かす』ためにならばどこまでもエゴイストになれる人でもある。


 ただ、そういうキャラって自分はどこか惹かれるものがありますね~。


 『論理的に考えれば数学は解ける』とか『普通の事件にも飽きてきた』とかそんな感覚がスゲェよね。




 それにしても、敵は『組織』か~。新興宗教とかなかなかにチャンピオンっぽくエクストリーム展開しております。




渡辺航・弱虫ペダル・第445話『待宮と浦久保』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
04 /22 2017


 ドラクエみたいなRPGゲームってレベル上がればそれぞれのパラメーターが上がって強くなるし、防具&武器でレベルが低い仲間なりたてをフォローするコトできますよね。


 現実もそういう部分は共通しているんですが、人間の根っこの特性って変えられないんじゃ無いかな?ゲームだと寒さに強くなる防具とかあるけど、寒いの苦手は変えられないみたいに。なので防具でフォローする。


 だけど、メンタルは根本的に鍛えられないと自分は思ってます。鍛えられないから『学歴』とか『社会的地位』とかのそれぞれが用意した防具で守るぐらいしか手立てがないんじゃないでしょうか?メンタルが弱いヤツは諦めろ。そこから始めるしかない。


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  すいません。今週はメチャ笑いました!!



 スポーツマンガにおいての『ライバルであるアイツをいつか倒してやる!!』というのを文字通りにやってしまう浦久保には笑うしかなかった!!これは酷い!!



 さておいて。


 これを読まれているアナタも心当たりがあるかもですが『第一印象が賢そうだったヤツが、実はかなり常識知らずであった』というケースだ。これは社会人になってから痛感する。特に自信満々の上司で『イロイロ知っているな』と思ったらトイレのシャボネット液の交換すらできないどころか俺に『マニュアル化しろ!!』とか当たり散らすガチ屑だった……とかね。



 浦久保の現在の姿は本質では無い



 …というコト。そして、中身は子供であるというコト。


 彼は『漁船で漁をする父に憧れを抱いていた』のがあって、ある日それが無くなった。顔にはあまり出ないけど、実はかなりの親父大好きっこです。そして、父親は『浦久保をあんまり構わなかった』というコト。無関心というよりは気付かなかった…なのだろう。理解されない人間はどんどん歪む。知らずに歪む。『そんなコトする人に見えないのに何で?』というのは、そういうコトです。手がかからないから構わなくていいというのは間違いです。



 浦久保は庭妻に親父を重ねていたと思うんですよね。『しとめた!』というコトをほめてもらいたい自分を認めてもらいたいって。この手の間違いって子供の時はよくやって、やっぱりビンタされてたから自分にも覚えがあるし。



 庭妻のキャラデを見た時『何で高校生のくせにオッサンくせぇヒゲなんだ?』と思ったけど、合点がいった。庭妻は浦久保の親父みたいな存在だったんだと。そういうイメージの為のヒゲであったと。



 浦久保の『チップバトル』はいくらなんでもバカすぎんだろ…と思ったけど、コイツは素で『まだまだお子様』であったのだ。それを今回理解した。『頭脳は子供!!体は高校生!!』の逆名探偵コナンなのです。なので、それに気づかなかった手嶋がバカなんじゃないか…と思えてきた。

少ないキャラで             炎堂たつや『守護いね守護霊さん』

週刊少年チャンピオン
04 /22 2017


 いろんな意味で伝説のマンガ『いけない!ルナ先生』ですが、このマンガはフォーマットがガチガチになっているのに毎回面白エロい。


 わたるくんの成績が悪い→このままだとわたるくんが死ぬor自殺する!!→お色気授業で克服!!



 ……というのを毎回毎回やっている(本当)。そして、もう一つの特徴ですが『キャラがわたるくんとルナ先生以外いない』というコト。この二人だけというのは驚く。




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 『守護いね守護霊さん』もまたページ数が少ない前後編というコトであらゆる要素は徹底的に削がれている。『スバルだけ見えるのはなぜか?』『なぜサチはスバルが異常に好きか?』等々読んでいれば自然と出てくるクエスチョンは省かざるえない。が、シンプルに楽しめる内容になっている。



 このマンガは三人しかキャラがいない。連載になったら増えるかもだけど。とりあえず。



 その中でサチと喜多村さんは対極なヒロインに描かれているから面白いのだろう。


 サチは病的な愛情の持ち主ですが、同時にバカ分かりやすいという裏表の無さが魅力だ。一方、喜多村さんは計算高く黒いというのはある。ひょっとしたら抱きついたのも演技という気すらする。ここら辺の対比はクッキリしていて、極限まで要素を切り落としたマンガならではの面白さだろう。個人的にはサチ派なんですがね。

出揃い             西修『魔入りました!入間くん』

週刊少年チャンピオン
04 /22 2017


 マンガはキャラクターが最重要!!キャラが魅力的ならば作品は面白くなるというマンガ家さんは多い。だとしたら、初期の段階でそれを揃えておく必要がありますが…



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 とりあえず『入間くん』は今回で初期の土台作りは完了したかな~というのはありますね。単行本にしたらここまでが一巻分の内容っぽいし。


 このマンガはどこに向かうのかイロイロと考えて見ましたが、やはり『学園コメディ』というトコロでいいのかな?なにぶん、どのキャラも個性的ですが、同時に『コイツ嫌い!!』というようなキャラもいない。なかなか頼もしい布陣として出来上がってます。


 そして、次週からの展開はどうなるのだろう?ストーリーマンガなのか?読み切りなのか?数話で1エピソード方式(チャンピオンだとGメン)なのか?ただ、キャラクターはとてもユニークですね。イロイロなキャラのエピソードを読みたいです。


 

宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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